三上靖史「訪問があらかじめわかっているお客さまには」その1

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「お待ちしておりました。」

これも、もてなしのこころを相手にあらわす気くばりのひとつです。

こういう何気ないひと言が及ぼす効果というものは、意外に大きいものです。

「期待して待っていてくれた」「自分は歓迎されている」と感じるくらい気分のよいことはないからです。

これと反対なのはこういう例です。

「○○商事の中村です。営業課長の坂野さんをお願いします。」

こちらはアポイントをとって、約束時間の5分前に到着している。

当然、「中村さまですね。お待ちしておりました。」と応対されることを期待しています。

ところがこういわれてしまう。

「お約束ですか?」

「ええ。」(態度を見ればわかるだろう。連絡の悪い会社だなぁ。)

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

●三上靖史は、欠陥住宅や近隣トラブルなど住宅全般の相談を承っています。