新婦に付添って退場するとメーンテーブルが淋しくなるので、入口まで付添って行って、あとは式場係か介添人に渡し、仲人夫人だけふたたび席に戻ってもよいでしょう。
新婦の色直しは15~20分ですみ、司会者が新婦の入場を知らせますから、仲人夫人は入口まで出迎えて、入場した新婦の左手を右手で取って導き、ふたたびメーンテーブルに着きます。
丸テーブルがいくつか置かれている宴会場では、この色直し後に仲人夫人が新婦に付添って各テーブルの間を縫うようにまわることもありますが、これはけっしてよい印象を与えるものではありません。
おひらきに近くなってからの両家代表のあいさつのときには、新郎新婦とともに仲人夫妻も起立します。
そしておひらきとなったら、開宴前と同じにおひらき口に整列して招待客を見送ります。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)