「入梅、ツユ、ツユあけ、半夏生」

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■梅雨 - 入梅は暦の上では芒種のあとの壬の日をいい、太陽が黄経八十度に達するときですが、必ずしもこの日からツユになるとはきまっていません。

■ツユは梅雨とも黴雨とも書き、梅の実の熟するころだからとも、物に黴(かび)が生えるからだともいい、6月上旬から7月上旬にかけて起こり、稲作にかかせない雨期です。

6月10日ごろから本格的となり、20日すぎに中休みがあって、後半は駅雨、豪雨となるのが型です。

■ツユあけは暦の上では夏至のあとの庚の日としています。

■半夏生(はんげしょう) - 七十二候の一つです。

夏至から十一日目にあたる7月2日ごろになり、半ば夏で半夏という女性用の薬草を生じるので半夏生(はんげしょう)といい、入梅もあけ、田植えもすんでいるのをふつうとします。

七十二候とは、旧暦で五日を一候とし、一年を七十二分して季節の変化を示すことをいい、三候(十五日)一節気で"気候"の語原です。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)