三上靖史「人前結婚式」

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参列者入場
会場の入口に、新郎・新婦、両家の両親、媒酌人夫妻が並んで、参列者を迎え入れます。

新郎・新婦入場
司婚者の「新郎・新婦の入場でございます」という言葉を合図に、二人が媒酌人夫妻に導かれ、ウェディングマーチが演奏される中を入場し、参列者は、拍手で迎えます。

開式のあいさつ
司婚者が参列者に対し、参列者を証人として挙式する旨を伝え、新郎・新婦の紹介をします。

誓いの言葉
二人が永久に愛しあい、幸せな家庭を築くことを証人の前に誓う、誓いの言葉を朗読します。

二人で唱和してもいいですし、あるいは新郎が朗読し、新婦は自分の名前を読みあげるという形でもかまいません。

言葉の内容は、事前に二人で作っておきます。

婚姻届署名
人前結婚式の中で、最も重要な部分です。

司婚者の指図に従って、まず新郎が署名捺印し、続いて新婦が署名します。

婚姻届には二人の証人が必要ですから、あらかじめ証人になってもらう人を選んで頼んでおくことが必要です。

ふつうは、司婚者と媒酌人になってもらうことが多いようです。

指輪の交換
結婚指輪の交換を式に加える場合は、神前結婚式などの時と同じように行います。


乾杯
司婚者が結婚の成立を宣言し、「お二人の結婚を祝して、みなさまに乾杯をお願いします」という言葉で全員起立し、「おめでとうございます」と唱和して乾杯します。

乾杯をもって式は終了し、続いて披露宴に入ります。

人前結婚式の場合、必ずしも媒酌人は必要ではありません。

司婚者、披露宴の司会者と世話役だけでもいいわけです。

さらに、司婚者を司会者と同じ人にお願いすることもあります。

合理的な若い人中心の結婚式ですから、会費制にしてもいいでしょう。

三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)

●三上靖史は、欠陥住宅や近隣トラブルなど住宅全般の相談を承っています。