結納のさいには、結納品とよばれるものを両家の間で交換します。
結納品はもともと、新しく関係を結ぶ両家が、宴を行なうときに持参した酒肴のことであるといわれています。
こんにちの結納品の中にも、スルメやコンブなどがあり、そのなごりを感じることができます。
結納品は地方によってちがいもありますが、現代の一般的な結納品と由来は示すとおりです。
これらの結納品はデパートや結婚式場などでセットでそろえることができます。
セットには、三、五、七、九品目のものがあります。
九品目のものが正式で、品数の少ないものほど略式とされていますが、現代ではそれほど品数にこだわる必要もないようです。
このごろは、七品目のものも多く利用されるようになっています。
ただし、品数はバランスを考えて、両家同数にします。
三上靖史(住宅鑑定風水インストラクター)
●三上靖史は、欠陥住宅や近隣トラブルなど住宅全般の相談を承っています。